こんにちは pataです
生きていたら誰だって
過去に辛い体験をしたことがある。
それがトラウマになる人もいるし
それが自分の原動力になる人もいる。
私の場合はどうだったかを
書こうと思います。
辛かったことの振り返り
子供の頃
家族に自分が理解されないと感じていた
学校では仲間はずれやいじめを体験
肘を痛めて
ずっと続けていた卓球ができなくなった
社会人になって
仕事が続かない
うつ病になった
結婚相手の身内で自殺する人がいた
離婚して母子家庭になった
親の会社が倒産(自分も所属していた)
両親の病気、入院
小さなことを除いて
私が生きてきた中で
今でも忘れない体験はこれくらいです。
辛いことの活かし方
自分が辛いと思うことと
他の人の辛さを比較しない。
これは
「あなたの辛いなんて
私の辛かったことに比べたら
大したことじゃない」と言われ
もっと頑張ろうとして
うつ病になった私からのアドバイスです。
この病気になったから
同じ状況の人が
どれだけ苦しいかわかるのです。
前職の社長と話していた時のこと。
私の他にもうつ病になった人がいて
鬱を体験したことのない社長に
それがどういうものか
詳しく伝えたことがありました。
これをもとに
どう対処したらいいか考えて
その結果、復職できた同僚がいたんです。
同じように
自分がいじめを体験したから
娘がいじめにあった時も
先生や当事者の生徒、
その親御さんとの話し合いで
活かすことができました。
母との関係で辛い思いをしたから
人の性格は
母親との関係性が影響すると知れました。
誰かが問題を起こした時
その原因は心の状態が反映するケースが多いもの。
だから
目の前の問題を解決したって
また同じ現象が起こります。
本当の意味での解決は
その人自身の心のケアをすることだと思うのです。
離婚をしたことで
離婚したいと相談された時
手続きのアドバイス
母子になる不安の心のケア
新しい住居探し
引越しの段取りと実行の補助など
役に立てたこともあります。
会社の倒産で
利害関係だけで繋がる人
状況を察して協力してくれる人
最後まで一緒に頑張ってくれる人
いろいろな人がいると知れました。
自ら命をたつとはどういうことか
残された家族はどんな思いをするか
それを間近で見守る体験があったから
死にゆく人の心は
「辛い」から解放されたかったんだと
察することができました。
残された人間が
原因を根掘り葉掘り調べることの
無意味さも知れたんです。
でも本当は生きていたかったはず。
だからみんな
小さなSOSを出している。
それを見つけられる人でありたいと
思うようになりました。
まとめ
自分の辛かったことは
同じ体験をした誰かの
役に立てることがいっぱいありました。
自己啓発的にいうと
「辛かったことを乗り越えて」という
ストーリーになるのですが
実際には
乗り越えられなかったことも
いっぱいです。
それでもいいと思うのです。
いろんな困難を乗り越えて
立派な人になることだけが
正解じゃないはず。
それでも今、元気に生きています。
こう言えたら
それで十分だと自分では思っています。
「辛い」があるから
ちょっとした「いいこと」を
幸せだと思える。
同じ辛いを体験している人に
寄り添うことだってできる。
大きな出来事に直面したから
小さな辛いが大丈夫になったりね。
以上が私なりの活用法です。
自分の経験に
無駄なことは一つもない
そう思っています。
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