過去の振り返り方を見直してみた

考え方
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こんにちは pataです

誰にだって辛かったことや
嫌だったことはある。

それを思い出すだけで
気分が下がるし、できれば忘れたいと思う。

私もそうだった。

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これまでの過去の振り返り方


自分がうつ病になった時のこと

離婚を決意してから、
それが現実になるまでのこと

ここで頑張ろうと思って
働き始めたのに
全然続けられなかった時のこと

些細なことから大きな出来事まで

嬉しかったこと、楽しかったことより

辛かったことの方が

鮮明に記憶に残っている。

それを誰かに話したり

文章に書くことで

記憶がフラッシュバックすることは

しょっ中あった。

まるで今、それが起きているような錯覚に

襲われて苦しくなる。

だから

なるべくなら話したくないと思っていた。

私が改善したこと


よく考えてみると

辛かったことって

その出来事そのものより

そこで感じた「自分の感情」の記憶なんだ。

嫌だ、怖い、辛い、怒り(許せない)

その時起きた現象と

全く同じことは二度と起こらないはずなのに

似たような体験をすることがある。

そうすると

「あの時と同じだ」と思ってしまう。

本当は同じじゃないのに。

人も場所もシチュエーションも違うのに

どうして同じと決めつけてしまうのか。


それはその時感じた感情の記憶を

意識の中で大事に持ち続けているから。

「引き寄せの法則」によると

自分の思考が作用点となって

同じような現象を引き寄せることになるらしい。

確かに嫌だった時のことを思い出して

「嫌だった」という感情に浸ると

似たようなことが起きていた。

わかりやすいのが

外食して、

そのお店のサービスに不満を感じると

次に別のお店に行っても

そのお店の人の態度や様子ばかり気になる。

この思考を持つ間は

どこに行っても同じ感情を抱いていた。

何だか人の粗探しをしているようで

そういう自分が嫌だなって思った。

人の立てる物音が嫌だと思っている時は

普段気にならない家族の物音にまで

敏感になって辛かった。

同様に

ちょっとしたことでいい気分になれた日は

嫌な気分を引き寄せないから

嬉しいや楽しいが重なったように感じた。

全ては自分の感じ方


嫌だと感じたら

その人全部を嫌なんじゃなく

何に対して嫌だと思ったか

分解してみるとわかることがある。

他人からダメ出しされた時、

その人が嫌だと思ってしまいがちだけど

本当は自分でも気にしているところを

指摘されて「辛いな」って思った気持ちが主役なんだ。

私の例でいうと

話し方がスローだ。

遅いと人をいらつかせるんじゃないかって

ビクビクしていたら

思った通りになった。

でも、

「ゆっくり丁寧に話してくれたからわかりやすかった」と

言われた時、

遅くても伝わることが大事なんだって

思うようになれた。

それからは「ゆっくり話すね」って言われても

全然気にならなくなった。

短所だと思っていたことが

長所に変わった。

その後、イライラされることがなくなった。

たとえ目の前でイラつかれても

それは私の話し方に対してじゃなく

その人が急いでいるからなんだって

わかるようになった。

相手が急いでいるなら

丁寧に説明するより、要点だけ言えばいい。

まとめ


辛かったこと、嫌だったことを

その事象と相手をセットにして考えないこと。


その時感じた「自分の感情」を振り返ってみる。

どうだったらそう感じなかったか
(どうだったら良かったか)

どんなことに対してそう感じやすいか

自分が自分で押さえ込んだ気持ちはなかったか

そしてもうひとつ、

その時の相手の状況や背景はどうだったか

こんなふうに、複雑に絡まった糸を

解いてみてほしい。

きっと過去の記憶に縛られて

苦しい状態から

抜け出すきっかけを見つけられるから。

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