こんにちは pataです
HSPさんはLINEやメールが
得意じゃない人が多いと思う。
私の場合、その理由は２種類ある。
大切な人の場合
この人とはずっといい関係でいたい
そんなふうに思う相手に対しては
文章を考えるのに時間がかかる。
こんなふうに言ったら
どう思われるか
言葉を選んで、何度もやり直して。
文字だけのやりとりは
相手の表情が見えなくて
不安でいっぱいになる。
本来、LINEもメールも
相手が都合の良い時に読んで
返信できる時にすれば良いのだから
気にする必要がないのに。
この時間に送っても
迷惑じゃないかって不安になる。
さらに送ったらひたすら返事を待ってしまう。
なかなか返信がこないと
何か気を悪くしたかも
嫌われたかもって
ぐるぐる考えてずっとスマホを気にしてる。
悪い妄想に限って
どんどん膨らんでしまうから困りもの。
でも返事が来た時の嬉しさは
それまでの不安が全部帳消しになる。
一番厄介なのは
一度送ってしまうと取り消しが効かないこと。
やっぱり、こんなこと伝えるべきじゃないかも
送ってからも、後悔することが多い。
できることなら削除したいのに。
ずっと関わっていたい人なのに
関わることに疲れ果てて
もう無理って何度も思う。
失いたくないと思う気持ちは
いつだって不安と隣り合わせだね。
親しい人の場合
自分にとって大切な人よりは
少し距離があるけど
対面で会う機会のあるそこそこ親しい人。
その中で
画面いっぱいの長文を送ってくれる人がいる。
内容は日記みたいな
自分の近況が延々と続く。
話しかけられている感じがしなくて
伝えたいことがまとまっていなくて
つい一言で返してしまう。
「大変だったね」とか
「そうなんだ」って。
そういう人はきっと
自分の話を聞いて欲しいんだと思う。
近況だけならいいけれど
その中で、仕事の不満とか
誰かの悪口も入ってくると辛い。
読んでいるだけで
自分もそのネガティブな感情に
引っ張られることが多いから。
自分の話を長文でくれる人は
送った相手のことにはあまり関心がない。
私もこんなことがあったよって
送ってみると
それに対しては反応がない。
私のことに対しての返事のはずが
さらに自分の話をかぶせてくる。
対話するってキャッチボールだ。
相手の受け取りやすいボールを投げて
それを受け取った相手がまた
こちらに受け取りやすいボールを投げる。
お互いのことを話しながら
常に相手のことを
相手も自分のことを
考えているような感じが心地いい。
どちらかが一方的だと
受け取る側は辛くなるし
楽しめないから。
対面での雑談が苦手な私は
文字での雑談も苦手。
「何してる？」から始まって
一言やスタンプだけで延々続くと
耐えられなくなる。
忙しくてちゃんと対応できないと
「迷惑だった？」
「嫌われてる？」
こんな感じで責められる。
今、手が離せなくてと謝っても
なんとなく気まずい空気が漂う。
こういう人は
きっとかまって欲しくて
ひとりでいるのが苦手なタイプなんだ。
寂しいのかな
何気ないやりとりでも
人とつながっていると安心できるのかな
そんなふうに思うけど
いつも絶妙のタイミングで
忙しい時とぶつかるから不思議。
ごめんねって思いながら
通知音がなるとどきっとする。
終わりに
人と関わるのは
エネルギーを消耗する。
いつも元気いっぱいならいいのにね。
でも他の人の何倍も
エネルギーを消耗するHSPさんだから
できるなら文字だけのやり取りも
ほどほどにしたい。
嫌いな人ではないからこそ
失礼のないように
嫌な思いをさせないように
そんなふうに考えてしまうんだ。
私は自分から
LINEやメールをほとんど送らない。
連絡事項以外は全くしないくらい。
電話は相手の時間を一方的に奪うから
その代わりに必要な連絡を送るための
便利なツールとして使っている。
自分はそういう人だと
最初にさりげなく伝えておくといい。
そっけない返事も
私からは全くこないLINEやメールも
最初は驚かれるけど
だんだん理解してくれる。
私と同じように
文字のやり取りに疲れを感じるなら
そういうことが得意じゃないと
対面で伝えてみるといいと思う。
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