メモの魔力をHSPに活かす方法

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こんにちは pataです

前田裕二さんの「メモの魔力」

HSPさんにぜひ読んで欲しいと思う1冊です。

メモの魔力

メモの魔力

  • 作者:前田裕二
  • 出版社:幻冬舎
  • 発売日: 2018年12月24日

初めて読んだ時、

まだHSPという言葉も知らなかった私は

著者の前田さんに対して

すごいなって圧倒された。

今回、もう一度読み返すと

「これってHSPさんに役立つことが

いっぱい書かれている本じゃないか」

そう思ったのでここで紹介します。

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自己否定から抜け出せる

この本の中で、

前田さんがこんな言葉を投げかけている。

「自分はどういう人間か」

「何がしたいのか」

「一番大切にしていることは何か」

メモの魔力 前田裕二著

自分が生きてきたこれまでの出来事を

どんどん深掘りしていく作業をしてみよう。

どんなことが好き

どんなことが得意

どんなことが嫌い

どんなことが苦手だったか

さらに

それについてWhy?(なぜ)と

問いかける。

どうして好きか

どうして嫌いか、というふうに。

自分がしたいことについても

小さなことから

未来の夢まで

どんどん書き出していく。

あの本を読みたいとか

もう一度、あの場所に行きたいとか

それくらいの軽いことも

将来、こんなことをやりたい

こんな人たちの中で仕事したい

こんなことも

思いつくままどんどん書いていこう。


一番大切にしていることも

同じように書き出してみる。

これらの作業は

30分とか1時間で終わるような量じゃない。

自分の中にあるものを

全て吐き出すようなイメージで

「もう出てこないよ」って思うまで

ひたすら続ける。


辛い過去を書き出すと

その頃のことがリアルに思い出されて

しんどくなるかもしれない。

でも、大事なことは

その時、自分がどう感じていたか

例えば、いじめられたことだったら

なぜ、いじめられたのか

いじめた人の性格は

その人の背景は

どうして自分をいじめの対象にしたのか

今なら、冷静に客観視できるはず。

注意したいのは、

それは過去にあった出来事として捉えること

今、感情移入しないこと


嬉しかったこと、

楽しかったことも同じ。

自分がどんな時に嬉しいと思えるのか

何をしたら楽しいと感じるのか

覚えている限り書き出すと

きっと膨大な量になるはず。

すべて出し切った時、

わかることがある。

そう、「自分」そのものだ。

「自分」が本当にやりたいことも

「自分」がどう生きたいのかもわかる。

もう他人軸で流されたり

不安になったり

人と比べて落ち込んだり

ブレなくなる。

自己分析ってここまでやるんだと

前田さんが教えてくれた。

HSPさんがこれをやることで

ひとり反省会から抜け出せるようになる。

自分の”今”を分析しよう

たくさん時間をかけて

自分が本当にやりたいことがわかったら

今の現状と照らし合わせる。

今いる環境のなかで

それが実現可能か。

自分以外の理由で

辛い環境でうずくまっていたら

せっかくやりたいことがわかっても

前に進めない。


いきなり、会社を辞めよう!と

言っているわけじゃない。

収入がなくなったら生活できないからね。

でも、少しずつ準備をしよう。

転職でも、

自分で何かをやってみるでもいいい。

もっというと

仕事と分けて考えたっていい。

仕事は生活費を得るためのもの。

それ以外の時間で

自分が本当にしたいことを始めるのなら

ハードルが低い。

次に

一番大切にしていることがわかったら

それ以外をやらないこと。

関わりたいと思わない人とは

無理につながらない。

自分が好まない環境にも

行かないようにする。

ネガティブな面ばかりじゃなく、

自分が心地いいと思うことを

積極的にやる。

この場所好きだと思えるところには

どんどん行ってみよう。

大切にしたいことに忠実に生きよう。

HSPの力が発揮できる

この本の一文で、

これだと思ったフレーズがある。

自分が素直にいいと感じるもの

これを感じる能力は

HSPさんの得意分野だ。

このいいと感じたものを素通りせずに

しっかりメモしておこう。

これをどういいと感じたのか

言語化して抽象化しておく。

抽象化については書籍の中で

詳しく解説しているのでぜひ読んで欲しい。

いいと感じたものを分析する作業は
感情の自己分析だ。

どういうこと?

自分の感じたいいを

深掘りすることで

自然と自分を客観視できるようになる。

私は、つい主観で考えて

自分に起こったこと

自分のその時の感情を客観視できなかった。

だから、いつまでもぐるぐる考えてしまう

考えても考えても主観の中にいるせいで、

答えなど出てこなかった。

自分がいいと感じるものを

こんなふうに分析して

どれを行動までつなげていくと

楽しいしかない生き方ができるようになる。

その過程で

うまく行かないことがあっても

この分析力を使えば

ちゃんと解決できる。

迷いが出たら

どうして迷うのか

何に迷うのかと掘り下げると

迷いの正体もわかってくる。

深く考えることは

HSPさんなら、いつもやっていることだ。

まとめ

これからの時代は

お金をたくさん持っているとか

自分についた肩書き(ステータス)

そういう外側のわかりやすいものでは

幸せを感じられない。

自分がやりたいことが明確にある

自分がいいと感じるものを知っていることで

豊かに生きられる。


幸せってなるものじゃなく、感じるもの。


HSPカウンセラーの方が

これからはHSPが生きやすい時代になる

そんなことを言っていた。

その時は、HSPが周りに認知されて

生きやすくなるということかなと思ったけれど、

もっと広い意味が

込められていたんだ。

この本を読んでそのことを確信できた。


書籍の中で

具体的なメモの書き方も詳しく書かれている。

私は方法よりも、彼がこの本を通して

伝えたかったことを感じることができた。

この記事を読んでくれたあなたにも

参考になったら嬉しいです。

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