関わるのが苦手でも人が嫌いなわけじゃない

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こんにちは pataです


タイトル通り

人と関わることは苦手でも

人嫌いなわけじゃない

これについて書こうと思います。

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引越し魔だった頃のこと

高校を卒業して

大学に入学してからの数年間、

数回引越しをした経験があります。


住んでいる場所に

何か不満があったわけでもなく

ただ、毎日同じ景色の中にいることに

飽きてしまったからなんです。


違う場所に移動すると

そこに住む人たちの雰囲気が違う

そのことに気づいて

南側、北側、東側と

いろんな場所に住んでみました。


賃貸アパート、高層マンション

建物の雰囲気や

家賃によっても

そこで暮らす人の雰囲気が

全然違うんだということも発見しました。

人の空気を感じたい


10代の後半から20代の前半まで

学校で知り合った友人はいたけれど

私の興味関心は

関わりよりも「観察」の方に

向いていたんだと思います。


卒業を控えて

周りが就活に励んでいた時も

正社員として

一つの会社にずっといるという

選択肢は全くありませんでした。


いろんな場所に行ってみたい

いろんな世界をのぞいてみたい

だから

アルバイトで良かったんです。


ただし、「関わり」は惨敗です。


自分と全く違う世界を覗きにいくと

その中にいる人と関わらなければ

いけなくて

そのことについては

全然ダメでした。


溶け込むどころか、浮いてしまって

居心地は悪すぎました。



後半で正社員を体験したのですが

似たような環境から集まった人たちは

こんなにも居心地がいいのかって

驚いたのを覚えています。

接客業の醍醐味


地元に戻って

しばらくは親の会社で働いていましたが

また転機が訪れます。


会社の状況が悪くなったタイミングで

ある飲食店の経営者に

「うちで働かない?」と

声をかけられました。


また好奇心の扉が開く瞬間です。


お酒が飲めない私は

プラーベートで

そういうお店に

行ったことがありませんでした。


そこで働く人は

どんな空気を持っているの?

そこを訪れる人たちは

どんな人たちなんだろう

こんな期待を持って

飛び込んでみたんです。


未知の世界は

あまりに楽しくて

気がつくと10年近く

居続けることになりました。


夜のお仕事って

一般的には偏見が多いもの。

兄は大反対でした。

両親は黙って見守ってくれました。


でも真剣に取り組むと

とても学びの多い場所なのです。


人の感情や欲がこれだけ見える場所も

ないんじゃないかと思います。



全国から様々な職業の人が訪れます。

自分が出向いて行かなくても

いろんな街で暮らす人、

様々な業種の人に出会えます。



会社を経営している人

俳優さんやお笑い芸人さん

テレビ局の人

モデルさん

プロのスポーツ選手

技術職の人

刑事さん、お医者さん

お寺の住職さんたち

弁護士会の集まり

議員さんの集まり

漁師さん、酪農家の人たち

はちみつを作る人にも会いました。


HSSHSPという気質は

接客のお仕事にとても向いていると思います。

私がそうだったから。

終わりに


今日、人物観察が好きだということを

テーマに書きました。


人と関わることが苦手でも

人の持つ空気を感じることを

楽しむ人は

いるんじゃないかと思います。



そして

あえて接客業の仕事に触れたのは

「うちで働かない?」と

声をかけてくれた経営者の方が

先週亡くなったと知ったからです。


私にとってとても素敵なご縁でした。

AB型で思ったことはなんでも口に出すし

私とは正反対の性格で

奇想天外な人だけど

なんだか憎めない、そんな感じでした。

お互いの信頼関係はとても強かったと思います。

共に過ごした思い出が

走馬灯のように頭に浮かびます。



波乱万丈な人生を送られた彼女に

「お疲れ様です。

あなたのおかげで

私は小さな自信を持つことができたし

とても楽しい時間を過ごせました。

ありがとうございます。」と

伝えたかったんです。

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