受け取りすぎると辛くなる

人間関係
スポンサーリンク
スポンサーリンク

こんにちは pataです

昨日、仕事から帰った娘が
こんなことを言っていた。

「他人の噂話をする人が嫌い」

そして私や長女のいる場所に帰って
大好きな食べ物を目にして

「ここは天国!」とにっこり。

私もその気持ちはよくわかる。

似たような心境を何度も体験しているから。

自分とは関係のない人の
大変だったこと
辛かったことを
暇つぶしのおしゃべりのネタにして
いう必要のない自分たちの意見までくっつけて
面白おかしく話している様子は
不快でしかない。

そこで思うのは

いつか私のことも
こんなふうに話のネタにされるのかな

当事者の気持ちなど考えず
無責任な言葉の中で
話題の中心にされるのかな

他人の噂話に嫌悪感を持つのは
私が人からどう見られるかを
気にしていたからだ。

これとは対照的に
私の母は何を見ても
何を聞いても気にならない人。

そして噂話を自分からすることもない。

何でも気にしすぎる私に
母が言った言葉は
「自分に自信を持っていたら
周りの様子は気にならなくなるよ」だった。

自信って
自分を信じること。

母は自分の感覚に素直だ。

好きなもの、嫌いなもの
嬉しいこと、嫌なことを
はっきり言葉や態度に出す人だ。

出さないようにしても
表情にちゃんと出ている。

何かを頼むのが苦手だ。
それは「嫌われたくない」からじゃなく
負担をかけたくないという
自分の意思からそうなっている。

自分がどう思われるかを気にするのではなく
相手を思いやる気持ちからなんだ。

ここが私の遠慮との違い。

とてもいいお手本が
目の前にあるのに

人からどう思われるか
気にしていた頃の私は
それに気づかなかった。

娘は社会に出て
大人の世界に入ったばかりだから
今は「人」を知っていく時期だ。

自分とは全然違う人たちが
入れ替わり立ち替わり
目の前に現れるのは
それが彼女にとって大事なことだから。

いろんなタイプの人がいる
いろんな考え方をする人がいる

それを知った上で
自分の真ん中で生きる。

いいと思ったものは取り入れ
悪いと思ったものは
自分がそうならないようにと心がけ
自分を育てていくための
大事なトレーニング。

もし繰り返し
自分が嫌だと思う人ばかりが
目の前に現れ続けているとしたら
それはまだ、人からどう思われるか
気にしている自分がいる証拠。

焦らずに
自分に意識を向ける楽しさを
育んでいったらいいと思う。

50代の私だって
最近やっと
そういうことに気づけてきたのだから。

自分の思ったことを
こうして文章にして
公開するようになって
自分軸の本当の意味が
ようやくわかってきたのだから。

今、いろんな人が目の前に現れるのは
世の中にはこれほど
自分とは違う感覚や考え方を
持つ人がいると知るための
冒険の始まりだ。

人を見て、本当の自分を知る。

何に嫌だと思うのか
新しい発見にどんな感情が芽生えるのか
ひとつずつ確認するだけでいい。

巻き込まれずに
その移り変わりを楽しんでほしい。

いつか嫌だと思う人が
気にならなくなる。
その時は
自分を信じることができるようになったんだと
喜んでほしい。

何を選ぶのにも迷ってしまう自分は
今、好きを探しているところなんだと
わかってほしい。

迷いさえも楽しめるから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました