嫌われる覚悟で大事なことを言ってみた

こんにちは　pataです

誰だって嫌われたくないと思っている。

そのせいで

たとえ相手にとって

大切だから伝えたほうがいいことでも

言わない選択を選んでしまう。

私はいつも嫌われない方を選んできた

人が言いたいことを言えないのは

こんな理由がほとんどだと思う。

・これを言ったら相手に嫌われる

・自分の意見を言うことで

その場に波風を立てたくない

・敵を作りたくない

・その人との関係性を悪くしなくない

私はいつだって

言わない選択を選んできた。

当たり障りのない言葉を選び、

たとえそれが相手にとって

言ったほうがいいとわかっていても

どんな反応をするかばかり

気にしてしまって言えなかった。

（これは本人の問題だから

私がわざわざ言うことじゃない

それでお互いに嫌な思いをするなら

言わないでおこう）

こんな感じだった。

きっかけはコロナ騒動

私の周りには

慢性狭心症で入院中の父

以前、脳梗塞になって経過観察中の母

ステージの高いがん患者の人

このように

コロナに感染してはいけない人がいる。

だから自粛が解除になっても

必要最低限の外出以外は

控えているし、

自分ができる対策は今でも続けている。

でも誰だって

自粛という制限で

これまで自由にできたことが

できなくなったストレスを抱えている。

だから

他の家族の行動まで

口うるさくやめたほうがいいとは

言えなかった。

ずっと危険を感じながらも

我慢してきた。

心の中では

言えない自分にモヤモヤしていたし、

どうしてわからないんだろうって

怒りさえも感じていた。

でもさすがに

感染者の出ている地域に

今、どうしても行かなくてもいい理由で

出かけようとしていることに

我慢も限界がきてしまった。

嫌われる勇気を持とう

自分にとって大切な人だからこそ

その人のために必要だと思うことは

勇気を持って伝えてみた。

普段から言いたいことを言える人は

どうして言えないの？って

不思議に思うかもしれない。

大事なことなんだから

言わなきゃダメでしょって

思うだろう。

私にとっては相当ハードルが高かった。

だってこれまで

家族に対しても、

いや、家族だからこそ

あえて言わなかった自分の本心は

いっぱいある。

自分がやろうと思っていたことに

それは良くないって言われるのは

きっと気分が悪かっただろう。

出かけないでほしいって伝えた時の

リアクションや

声のトーンからも

それがはっきり伝わってきた。

正直、心臓がドキドキして

怖かったけど

やっぱり言って良かったと思う。

なぜなら私は母親で

気分を悪くした相手は

自分の娘なんだから。

彼女のとった行動で

周りの人に

迷惑がかかる可能性があるとしたら

それは自分が嫌われても

伝えるべきだ。

親子なのに言えないの？って

不思議に思うかもしれない。

私はずっと、自分の親や兄にも

言いたいことの半分も言えなかった。

自分の娘に対しても

叱ることより、伝えることを

重視して育ててきた。

今回のことで

「感染しなかったんだからいいでしょ」

という彼女の考え方に

変化が起きてくれたらいいなと思う。