HSP 感じる力を大切にする

HSP
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こんにちは pataです

今回はHSPさんの能力「感じる力」について

書こうと思います。

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「感じる」達人

私の知り合いでとても感性豊かな人がいます。

その人は早朝、ウォーキングをしています。

私の住む街でも、

早朝や夕方、ウォーキングしている人たちを

よく見かけます。

スポーツウエアにサングラス、帽子

まっすぐ前を見て正しい歩き方を意識して

背筋を伸ばして。

そんな光景を見て思うこと

サングラス越しに何を見ているのかな。

無心で歩いている様子に

自分の健康のために歩くんだという意志が

感じられるけど、義務のようで楽しそうじゃない。


でも知り合いは

散歩しながら、たくさんのものを見て

そこで感じたものを

写真にして私に送ってくれるんです。

道端で見つけたきれいな花

偶然見かけた野良猫の面白いポーズ

鮮やかな緑の葉の中に実をつけ始めた木


その人はこんなふうに言っていました。

「ウォーキングは健康のためだけど

やらなければいけないっていう義務感で

始めたら続かない。

歩きながら目にするものを楽しんで

朝のいい空気を体に取り込むと

その日1日がいい状態で過ごせるよ」


またこんなエピソードもありました。

私は寒いのが苦手で

「一年中夏だといいのに」

と言った時も

「日本には四季がある。

季節の移り変わりを心と体で

感じることで感性が育つんだ」

そう言われました。

当たり前にあるから気づけない

その人の子供の頃の家庭環境は複雑で

経済的にも厳しかったそうです。

他の子が当たり前にあるものが

自分には無かったと言います。

「でもそれは子供だった自分には

どうすることもできないのだから

受け入れるしかない。」

例えば、本が読みたくても買ってもらえない。

「学校の図書室にいけば

たくさん本があるじゃない。

だからそこにあるほとんどの本を読んだよ。

先生より、いろんな分野で詳しくなってしまった」

そう言って笑っていました。

経済的に厳しくて

大学に進学する選択肢はなかったけれど

社会に出てからも自分の興味のあることは

独学で勉強をしていたそうです。

それも

「今ある知識は全て”何だろう”

”どうなっているのかな”で始まって

知りたいから調べただけだよ」

そうしたら、人から

「どちらの大学のご出身ですか?」と

聞かれるようになったと。

親に言われるまま、大学まで進学した自分は

「いったい何をやっていたんだろう」

他と比べることもなく、

当たり前に受け取っていると

わかったつもりになって

本当はわかっていないことが

たくさんあることに気づかされました。

自分のフィルターを外してみよう

例えば、この人は苦手とか

この場所は苦手と思ってしまうと

”苦手”というバイヤスがかかって

感じる力を失くしてしまいます。

苦手モードで関わると

体が構えて緊張状態になる。

感じる力というのは

心がリラックスしているときに

発揮できる能力です。

前の項でも話したように

自分の境遇を他の人の恵まれた境遇と

比べることばかりしていたら

やる気をなくして

本当はできることがたくさんあるのに

何もしなくなってしまいます。

自分がネガティブになった時、

その原因を誰かのせいにしていないか

自分以外のもののせいにしていないか

そう考えてみる。

環境や相手を変えることはできないけれど

自分の捉え方を変えてみたり

全然違う方向から何か思いつけたり

そんなふうに方向転換できるんじゃないかと

思います。

やらなければいけないことも

使命感を持つと苦しくなるけれど

楽しむ方法を考えながらやったら

苦痛から解放されるようになると思います。

できないことができた時、

心の中で小さなガッツポーズをするように。

まとめ

この記事は私が「感じる達人」から

学んだことをまとめてみました。

今の私は達人の域にほど遠く

まだまだ思うようにいかないことだらけです。

でもこの話は、

誰かの”辛いこと”を変える

きっかけになるかもしれないと思って

書いてみました。

本来持っている「感じる力」を

活かせるヒントになったら嬉しいです。

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