こんにちは pataです
昨日と今日は同じじゃない。
昨日までの平穏な日々が
今日は最悪の状況に一変する。
今の状況(コロナの影響)は
去年、誰も今年はこうなるなんて
思いもしなかったこと。
HSPさんはこういう変化を
誰よりも敏感に受け止めてしまう。
極度の不安に襲われる。
これまでの当たり前が
通用しなくなることって
たくさんあります。
不安の原因は何?
ひと言で言うと「わからない」ことが
不安を発動させるんです。
明日、どうなるかわからない。
自分がいくら考えても
解決できないこと、答えがないこと。
自分のコントロール下にないことって
「こうすれば、こうなる」が
通用しない。
考えすぎると不安はもっと大きくなる
HSPの特徴である「深く考える」は
ネガティブな方にも作動します。
初めは小さな不安だったのに
どんどん考えることで
「不安の種」に水をまいて育ててしまうんです。
こうなるかもしれない妄想が
止まらなくなります。
やがて自分の中で作られた
「不安ストーリー」が出来上がって
押し潰されそうになります。
「不安で辛い」の解消法
不安になると
自分の頭の中がそのこと以外考えなくなります。
自分にとっての「最重要項目」にしてしまいます。
そして厄介なのは
考える方向がネガティブな方を向いて
まっしぐらに進んでいくんです。
よそ見もしないし
振り返ったり、立ち止まることもせず。
この一途さには呆れます。
解決法はたった一つ。
まず、自分はそういう性質だと受け入れること。
不安という種を手にすると
毎日水やりをして育てる傾向にあること。
不安ストーリーを無意識レベルで
作ろうとしてしまうこと。
これを理解しましょう。
そして
不安が始まったら
それが自分でどうにかなることか
どうにもならないことかを見分けます。
ならないと判断したら
そこでストップです。
自分に起こったことを
単なる「事実」として捉えます。
その事実に対して、
今、自分ができることは何かを考えます。
それが不安解消にすぐ結びつかなくてもいいから。
もし、自分にできることがなかったら
その先に起こることも「事実」として
受け止め続け、
そのどこかでできることをやればいいんです。
雨の日が嫌だと思っても
誰も雨を降らせない方法は考えません。
濡れないように傘をさすだけです。
そう、今ある不安も
自分には解決できないことなら
自分にできることをやるだけです。
終わりに
知り合いが癌になりました。
癌を告知されたら、
ほとんどの人が不安と恐怖に襲われます。
でもその人は「癌になった」という事実として
受け入れ、これから治療していく上で
自分にできることを淡々とやっています。
癌患者の8割は、精神的に不安定になり
うつ状態になるそうです。
「病は気から」というけれど、
不安が不安を強めてしまうと
病気と闘うエネルギーがなくなってしまいます。
死を意識し始めると
自分のやり残したこと
まだ生きていたいという気持ち
残された人への心配
これらが頭の中でグルグルして
残っていたはずの生きる力を
奪ってしまうようになるそうです。
自分の本来持っている力を
いい方向に進むために使いたい。
それには
「事実」として受け入れる
自分にできることをやる
心で感じすぎないように
自分を俯瞰して見ることが大切です。
これ、文章で読むと
そうは言ってもなかなか難しいと
思ってしまいますよね。
これまでの私もそうでした。
でも、目の前でそれを実践している人を見ると
すごく説得力があります。
しかも、その人は
癌細胞の数値が減少してきていると言っていました。
ぱっと見で、病人には見えません。
いつもと変わりなく
毎日を過ごしています。
ただし、以前のように無理はしないそうです。
疲れたら休む、薬は正しく服用する
医師から言われたことは守る
彼は自分のできることを
当たり前のようにやっているんです。
私の父が一昨日入院しました。
発熱と呼吸が苦しくて起き上がれなくなって。
コロナの検査をして
他の原因かどうかの検査もして。
結果待ちで経過観察の状態です。
自分に起きたことではないけど
手が震えて、めまいがして眠れなくなりました。
今朝、思い出したのが
この解決法です。
いくら考えてもどうにもならない。
入院患者の病室には行けないので
父に会うことができません。
これはまさに「事実」です。
私にできることは
父に必要な入院グッズを受付まで
届けること。
不安に水やりをしないことです。
いざ自分に起こると難しいけれど
私が乗り越えることで
同じHSPさんにも「大丈夫だよ」って
伝えられるから
やってみます。
twitterで、たくさんの人が暖かい言葉を
かけてくれました。
本当にHSPさんは優しいです。
あなたが、何か不安になった時
これを思い出してくださいね。
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